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旬ワード|ベビーテック(BabyTech)

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2019/07/19

ベビーテックとは?

 

出生数の減少に反して、国内ベビー用品・関連サービスの市場規模が拡大しつつあるのをご存じでしょうか。背景には、訪日外国人客の増加に伴うインバウンド需要や、待機児童問題の解消に向けた保育サービスの拡充が挙げられます。盛り上がりを見せるベビー用品市場の中で注目されつつあるのが、「ベビーテック」(BabyTech)。Baby(赤ちゃん)とTechnology(技術)を組み合わせた造語で、IT技術を駆使して子育てを支援する製品やサービスの総称です。

 

ベビーテックが実現する、新しい育児スタイル

 

ベビーテックは、アメリカの世界最大級のエレクトロニクス製品展示会で、新しいテクノロジーのジャンルとして2016年に紹介されました。欧米では家庭用を中心にベビーテック用品の商品化が進展。近年、共働き世帯比率が増加する日本においても、子育ての負担軽減に向けて、IT技術を活用する育児スタイルが注目を集めています。

 

(1)慣れない人でもミルクをあげられる、スマート哺乳瓶

 

「Blue Smart mia」は、赤ちゃんが飲んだミルクの量や時間、温度などをスマートフォンアプリに記録するIoTデバイス。市販の哺乳瓶に、水洗い可能なシリコン製の専用デバイスを装着して使います。スケジュール管理やミルクのあげ方をアプリがサポートするので、慣れていない人でも授乳が可能。赤ちゃんを安心して周囲の人に預けることができます。

 

主な機能は4つ。

  • ●ミルクをあげる時間になると、アプリが通知を出し、シリコン容器のマークが光る。
  • ●ミルクの温度を色で表示。
  • ●哺乳瓶を持つ最適な角度をアプリが表示。
  • ●与えたミルクの量を容器に音声で伝えると、自動的にアプリと連動して記録する。

 

市販の哺乳瓶に装着するシリコン素材のデバイス

熱すぎると赤、冷たすぎると青、適温だと緑色に点灯。

 

デバイスと連携するアプリ画面

ミルクのあげ方を指示。角度が正しくない場合はマークが赤く光る。

 

アプリの記録画面

デバイスが自動でアプリに時間、量を記録する。

出典 : BlueSmart社

 

(2)子どもの体調をリモートで確認できる体温計

 

「Fever Scout」は、専用のデバイスを子どもの身体に装着させ、連動するアプリで体調変化を継続して確認できる体温計です。約40メートルまで接続できるので、子どもが熱を出して寝こんだ時

、別の部屋で作業をしながらモニタリングが可能。体温の変化に伴う「筋肉痛」といった身体の変化も確認でき、体温が急上昇するとアラームが鳴る仕組みです。体温変化の記録も残るので、病院に行って医師に病状を説明する際に役立ちます。

 

Fever Scout 専用デバイス 

 

保管時は電池式のバッテリーに取り付ける。

 

体調を表示するアプリ画面

 

「疲れている」「頭痛」「吐き気」などの中で、該当項目が黄色く光る。

 

出典 : https://feverscout.com

 

(3)赤ちゃんが泣く前に交換できる、おむつセンサー

 

「Opro9 SmartDiaper」は、専用センサーで温度と湿度からおむつの濡れを感知する育児用品。センサーをおむつに取り付け、おむつが濡れると接続しているアプリに通知が届く仕組みです。

赤ちゃんが泣き始めなくても、おむつ交換のタイミングに気づけるように。連動するアプリは、おむつを交換した時間やおしっこの回数を記録し、健康管理をサポートします。

 

 

SmartDiaper センサー

緑色の部分がプラスチック製センサー。カバーはシリコン素材で柔らかく、水洗いが可能。

 

装着イメージ

センサーをおむつの外側に取り付けるだけ。

 

交換のタイミングを知らせるアプリ画面

おむつの濡れ具合と、通知後の経過時間に応じて、赤ちゃんの表情が変化する。

出典 : http://www.iqlabo.com/smart-diaper/#

 

家庭に限らず、午睡チェックツールや保育所向けRPAシステムなど、託児所向けのベビーテックサービスも数多く生まれています。保育士の方の負担軽減と、施設の受け入れ人数の増加に期待したいところです。

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