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旬ワード|二拠点居住

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2021/10/07

1|コロナ禍で広まる新しい暮らし方

 

コロナ禍の今、テレワークの普及などにより場所に拘束されない「二拠点居住」が注目されています。2020年に「不動産流通経営協会」が行った調査によると、二拠点居住の実施者は推計617万人とされ、実施者の過半数が「二拠点居住に満足している」と回答しています。

 

同調査によると、二拠点居住のおもな目的としては、「自分の時間を過ごすため」「避暑・避寒・癒やし・くつろぎのため」「自然を感じられる環境で過ごすため」「趣味を満喫するため」などが挙げられています。二拠点居住によって、現在の暮らしでは難しいことを実現したいという利用者のニーズが伺えるでしょう。

 

一方、二拠点居住における懸念点としては、「居住場所の維持・管理や住民票などの手続きが面倒」「資金面での不安がある」などもあるそうです。

 

近年、このような課題を解決してくれるのが、言わば「住まいのサブスクリプション」と呼ばれるサービスです。

 

 

2|二拠点居住を支援するサービス

 

●ADDress

 

月額4.4万円で日本全国住み放題できるのが、「ADDress(アドレス)」。電気、ガス、水道代などもすべて込みで、何度でも拠点間を移動できます。もちろん、家具、家電など生活に必要なものは揃っているので、入退去もスムーズです。

 

また、「ADDress」には「家守」と呼ばれる、拠点での生活をサポートするコミュニティマネージャーが存在します。見知らぬ土地で不安なことがあっても、安心して暮らすことができます。

 

「ADDress」のポイントとしては、二親等までの家族や固定のパートナーであれば、1名まで無料で同伴できるという点。平日は働きながら自宅で過ごし、休日は夫婦で自然を楽しむ…ということも実現できます。

 

拠点での生活をサポートする「家守」が、サイト上でおすすめポイントを紹介している。
https://address.love/house/mihama.html

 

 

●HafH

 

月額2,980円から、全世界920以上の拠点で住み放題なのが、「HafH(ハフ)」。月の宿泊日数に応じて料金プランが5段階用意されているので、どれくらいの期間利用するか決まっていない人でも、ライトなプランから試すことができます。

 

また「HafH」では「コイン」と呼ばれる、航空会社でいうマイレージのようなシステムがあります。「コイン」を使用することで、定額料金のまま、よりグレードの高い施設を利用できるのがメリット。

 

2021年6月からは、ラオス/ヴィエンチャンにある施設も利用可能に。
https://www.hafh.com/properties/298

 

 

これら2つのサービスでは、自分好みの場所を自由に選択でき、手が届きやすい価格帯から試すことができます。こうした特長は、生活拠点を変えてみたいが、いきなり変えることには抵抗がある、といった人々のニーズに合っているといえるでしょう。

 

 

3|移住を推進するサービスも

 

移住先を探すことができる診断。
https://smout.jp/

 

二拠点居住から移住への一歩を後押しするようなサービスも登場しています。例えば、「SMOUT(スマウト)」という移住マッチングサービスです。

 

「SMOUT」は、「ADDress」や「HafH」とは異なり、移住を希望する人と移住者を募集する地域を結ぶサービスです。利用者は、プロフィール欄に自分の興味関心や得意分野を登録しておくことで、様々な地域と繋がることができます。もちろん、利用者は、短期間のみ希望する地域に住むこともできるため、二拠点居住からスタートし、気に入った場合は最終的に移住する、といったステップを踏むこともできます。

 

コロナ禍で居住に対する価値観が変化する中、住む場所も自分主体でトライアルできる時代に変化しつつあります。

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