2020年7月更新分|当社事例追加しました
株式会社シンクジャムの2020年7月公開の主な事例をご紹介します。
こちらよりご覧ください
●大手メーカーさま|Zoomを活用したセミナーマニュアル
●大手メーカーさま|Instagram活用戦略運用マニュアル
●大手インフラ企業さま|RFP策定支援
クライアント企業、パートナー企業の皆さま、
いろいろとありがとうございました。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
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株式会社シンクジャムの2020年7月公開の主な事例をご紹介します。
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●大手メーカーさま|Zoomを活用したセミナーマニュアル
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株式会社シンクジャムの2020年6月公開の主な事例をご紹介します。
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●大手メーカーさま|チャットボット導入
●大手メーカーさま|新商品カタログWebページの制作
●大手メーカーさま|Google Analytics活用コンサルティング
●大手メーカーさま|新商品の企画・開発
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ジェネレーティヴデザインとは、設計者がコンピューターに「こういうデザインにしたい」という仕様を入力するだけで、その条件を適用した設計案を、自動で生成する技術。建築や製造業の設計に採用されはじめ、近年注目を集めています。
コンピューターに設計の一部を委ね、作業効率化と高い創造性を実現
従来であれば、ビルの車輪やバイクの車輪をつくるとき、デザイナーはまずその見た目をイメージし、パソコンを用いてサンプルを作成していました。ジェネレーティヴデザインでは、最初のデザイン作成の工程に、機械学習と解析に基づくアルゴリズムを応用します。つまり、コンピューターを単なる出力の道具ではなく、デザインの共同制作者として活用するということです。
ジェネレーティヴデザインを用いた設計イメージ(1)バイクの車体と車輪をつなぐ、スイングアーム部分。
人間が指定した仕様に応じてデザイン案を複数自動生成する。
ジェネレーティヴデザインを用いた設計イメージ(2)
コンピューターが、莫大な候補の中から、
より高いパフォーマンスを発揮するデザインを識別する。
出典:Autodesk社 (https://www.autodesk.co.jp/redshift/generative-design-examples/)
人間がいくつかのデザインを作る時間に、コンピューターは何千という案を生成し、加えてどのデザインが高い性能を発揮するのか、その検証データも提供します。最初のデザインプロセスで充分なシミュレーションを短時間で行えるため、その後の製造過程で変更が生じにくくなり、工期とコストの削減効果も生まれます。
また、ジェネレーティヴデザインは、指定された条件から機械的に設計案を作成するため、人間の既成概念に縛られない、全く新しいデザインを生み出すことができます。
事例(1)電動車イス
従来のWHILL Model C
出典:WHILL社 (https://whill.jp/model-c)
ジェネレーティヴデザインを応用したWHILL Model C
Autodesk社との共同開発。ジェネレーティヴデザインによって、
銀色のメインフレーム部分は40%軽量化できた。
出典:Autodesk社 (https://www.autodesk.co.jp/redshift/personal-mobility-whill/)
事例(2)橋
ジェネレーティヴデザインを応用した橋
歩行者の安全性を確保しつつも、芸術性を重視したデザイン。
出典:MX3D社 (https://mx3d.com/projects/bridge-2/)
今後のデザイン設計
ジェネレーティヴデザインを応用できるのは、製造業や建築だけではありません。たとえば、「落ち着いている」「洗練されている」といったデザインイメージを、文字の大きさ、色、画像などの仕様に言語化できれば、ウェブサイトなどのUI設計にも活かせます。
しかし、システムに最適な仕様条件を入力するには、デザインの豊富な知識と経験が必要です。また、ジェネレーティヴデザインだけで設計を完結させ、さらなる改良が施されていない製品は、システムを使えばいくらでも模倣できるため、自然淘汰されるでしょう。今後は、コンピューターがアウトプットした「予想外の」形状をヒントにして、うまく再設計する力こそが、デザイナーとエンジニアに求められます。
さらに、ジェネレーティヴデザインを活用して形状生成を行えば、顧客の細かい要望に応えつつも、設計段階を短時間で終えることができます。大量生産とオーダーメイドは、これまで対極的な製造スタイルと見られてきましたが、いずれはその境目自体がなくなるかもしれません。
当社のコーポレートロゴマークを3月に変更しましたが、ようやくWebサイトもフルリニューアルとなりました。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
当社のWayである「たのしい知的アジト」のビジュアル化に加えて、スマホとPCでの可読性を重視したUIやコピーライティングにも検討の時間を割き、よりthinkjam.らしい情報発信のベースとなったかと存じます。こちらを通じて、マーケティングに関する情報、当社の事例、採用情報などをご案内してまいります。
今後ともthinkjam.をよろしくお願いいたします。